お知らせ

他機関の情報

周辺施設紹介 滑川町エコミュージアムセンター(2018年6月)

2018年06月12日

「ミヤコタナゴ」という淡水魚をご存知でしょうか?
 二枚貝への産卵習性で知られるタナゴの仲間で、東京の小石川で発見されたことから「ミヤコ(=都)」の名がつきました。産卵期のミヤコタナゴは、朱赤と黒に染まり、かつては関東一円に生息していましたが、都市化とともに姿を消し、絶滅の危機に瀕する野生生物として、昭和49(1974)年、魚類でははじめて国の天然記念物に指定されました。また、環境省版のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では絶滅危惧種ⅠA類に分類されています。埼玉県内では、昭和60年前後にヌエック隣接の滑川(なめがわ)町において生息が確認されています。
 残念ながらその後、県内では野生でのミヤコタナゴは確認されず、このため、県内最後の生息地となった滑川町では、人工繁殖による種の保存をはじめ、野生復帰を目指した保護に取り組んでいます。その拠点となっているのが、「滑川町エコミュージアムセンター」です。
 滑川町エコミュージアムセンターは、ミヤコタナゴの生息地である沼(=農業用ため池)を核とする里山の暮らしに焦点をあて、「エコミュージアム」という新しい視点から地域の資源を再評価し、活用していくために設置されました。
 ミヤコタナゴは春先から6月頃まで繁殖期をむかえます。この期間中、2018年生まれのかわいい稚魚も展示しています。
「滑川町エコミュージアムセンター」は、「国営武蔵丘陵森林公園」南口のすぐ目の前にあります。

 ※8月1日~7日までには施設内でザリガニ釣りが体験できます。

○お問い合わせ
滑川町エコミュージアムセンター
電話 0493-57-1902
FAX 0493-56-5143