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令和2年度「地域における男女共同参画推進リーダー研修〈女性関連施設 ・地方自治体・団体〉」

開催期間:令和2年5月20日(水)~22日(金) / 定員:100名

開催場所:国立女性教育会館


事業内容

地域の男女共同参画推進リーダーの力量を形成するため、男女共同参画社会のあり方について今日的課題解決の視点から学ぶとともに、推進方策を探る。専門的知見・マネジメント能力・ネットワークの活用力等を向上させるための研修プログラム。

※新型コロナウィルス感染症予防に伴う変更について

 本年度は、新型コロナウィルス感染症による全国的な感染拡大を防止するため、本研修を当会館を会場とした集合研修ではなく、①下記要項のうち一部のプログラムに限ったオンライン研修、または、②事前学習用e-ラーニングのみの研修といたします。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、詳細については、4月中旬頃お知らせいたします。
 ご不明な点につきましては、以下担当までお問い合わせください。

 国立女性教育会館事業課 担当:櫻井、中島

※現時点で予定しているプログラムの申込になります。

1.趣  旨

 男女共同参画社会の形成を推進するため、地域における男女共同参画の推進者を対象として、知識・企画力・実践力を養うための高度で専門的な研修を実施します。
 参加者は、男女共同参画の基本理念について改めて学ぶとともに、喫緊のジェンダー課題に関する最新情報や取組事例、国の施策についての最新動向等を情報共有します。また、全国からの参加者との情報交換を通じ、現状把握と課題解決のヒントを得ます。
 今回は、ジェンダー主流化の観点から地域の取組基盤づくりに焦点をあて、多様な主体との連携や有効な情報発信のあり方など、男女共同参画推進の駆動力を上げる具体的な方策についても考えていきます。

2.テーマ 

 取組を加速する地域基盤づくり

3.主  催 

 独立行政法人国立女性教育会館

4.共  催 

 特定非営利活動法人全国女性会館協議会(分科会Ⅱ—Eにおける共催)

5.会  場 

〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL 0493-62-6724
FAX 0493-62-6720
URL https://www.nwec.jp  Eメール progdiv@nwec.jp

6.期  日 

 令和2年5月20日(水)~22日(金)〔2泊3日〕

7.対象及び定員

 地域でリーダーとして男女共同参画推進の実践的な取組を行っている方(※1)で、研修終了直後のアンケートと6か月後に実施するフォローアップ調査の両方を提出可能の方 
100名程度

※1:具体的には以下の職務にある方
・女性関連施設(公私立の女性/男女共同参画センター、女性会館、働く婦人の家等)の管理職・リーダー 等
・地方自治体の男女共同参画推進責任者 等
・地域で男女共同参画を推進する団体等の役員・リーダー 等

※2:先着順ではありません。応募多数の場合は、これまで参加が少ない地域の方、管理職の方、初回及び参加回数の少ない方、全日程参加の方を優先します。なお、参加者決定に関する個別のお問い合わせには一切お答えできませんので、あらかじめ御了承ください。

8.日  程

(*印のプログラムは希望者のみ参加)

9.内  容

事前学習

 参加決定後、本研修の参加前までに、男女共同参画の基礎知識を学ぶためのeラーニング講座を受講していただきます(総学習時間1時間程度、受講料無料)。また、基調講演に関わる事前課題(御所属または在住の自治体の防災対策等について調べ、シートに記入)もあります。受講手続や記入シートなどの詳細は、参加通知にてお知らせします。

第1日 5月20日(水)

(1)開会                                  13:00~13:30
①主催者あいさつ  内海 房子  国立女性教育会館理事長
②共催者あいさつ  納米恵美子  特定非営利活動法人全国女性会館協議会代表理事
③来賓あいさつ   文部科学省
④趣旨説明     国立女性教育会館事業課専門職員

(2)基調講演「男女共同参画が地域を持続可能にする」             13:30~15:00
 今年は、2003年に内閣府・男女共同参画推進本部が「社会のあらゆる分野において指導的位置に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする」と定めた目標の年(「202030」)。しかし、昨年末世界経済フォーラムから発表された男女平等度ランキングで日本が121位と過去最低記録を更新した大きな要因は、意思決定の場における女性の圧倒的な少なさにありました。男女共同参画社会基本法の制定から20年以上が経ち、近年では女性活躍推進と謳われながらのこの停滞ぶりはなぜなのか、ここからどのような手を打っていけばよいのか、そして男女共同参画の実現が導く社会の豊かさとは本来どのようなものなのか。防災分野における地域での具体的な取組を切り口に考えます。
 講師:大沢 真理   東京大学名誉教授
   
(3)情報提供「男女共同参画社会に向けた今日の政策課題」           15:15~16:45
 男女共同参画や女性活躍推進に向けた国の最新施策についての説明を受け、今後の方向性について理解を深めます。
 ①内閣府男女共同参画局
 ②厚生労働省
 ③農林水産省

(4)見学「女性教育情報センター・女性アーカイブセンター展示室ツアー」(希望者のみ)
                                       17:00~17:40
 女性教育情報センター・女性アーカイブセンター展示室を御案内しながら、NWECの情報事業などについて説明します。すでに女性教育情報センターを見学したことのある方向けには、女性アーカイブセンター展示室(「スポーツと女性」展開催中)のみのコースもあります。
 説明者:国立女性教育会館情報課職員

第2日 5月21日(木)

(5)情報提供「NWECの事業展開について」                 9:00~9:55
①研修事業について
 令和2年度の研修事業計画について説明します。
 説明者:国立女性教育会館事業課長

②調査研究およびジェンダー平等に係る国際的な動向について
 研究国際室が現在取り組んでいる事業について説明します。また、国連女性の地位委員会(CSW)や持続可能な開発目標(SDGs)等、国際社会におけるジェンダー平等推進の取組を紹介します。
 説明者:国立女性教育会館研究国際室長
 報告者:国立女性教育会館研究国際室専門職員

(6)講義「男女共同参画推進のプラットフォームをつくる」           10:05~11:35
 男女共同参画を地域に根づかせ、取組を広げていくためには、多様な主体との連携協働が欠かせません。市民力を育て、官民をつないで、多様性が生かされる地域づくりに携わってこられた講師から、地域資源をどのように掘り起こし、意識変容とアクションにつなげていくのか、その視点と取組のポイントについて学びます。
 講師:萩原 なつ子 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
           立教大学社会学部教授
          
(7)パネルディスカッション「関心を呼び起こす情報発信とは」         12:40~14:35
 男女共同参画に関わる情報を、若い世代、男性等これまで関わりの薄かった層に届け、関心を呼び起こすためにはどのような工夫が考えられうるでしょうか。各メディアで新しい試みを始めている方々と、効果的な情報発信の方法について考えていきます。
 パネリスト:安田 達一郎  NHK報道局社会番組部チーフ・プロデューサー
       松尾 亜紀子  エトセトラブックス代表 編集者
 コーディネーター:浜田 敬子  Business Insider Japan統括編集長
   
(8)分科会Ⅰ                                14:50~17:20
 各テーマについての報告を踏まえ、そのテーマについて地域課題の解決に向けた方策を考えます。

A:政治分野における女性の参画推進
 地方公共団体には、2018年に成立・施行された「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」によって、実態調査、啓発活動、人材育成等に努めることが求められています。公的セクターにおける効果的な事業の展開方法と地域資源との連携について、実践事例を参考に考えていきます。
 報告者:富永 桂子  福岡・女性議員を増やす会代表
 ファシリテーター:国立女性教育会館事業課専門職員

B:教育分野との連携をすすめる
 男女共同参画意識の醸成には教育の場におけるアプローチが重要ですが、そのためには地域の男女共同参画専門セクターと学校との連携が欠かせません。教育現場とつながり、目的意識を共有しながら協働していく方法についてともに考えていきます。
 報告者:工藤 孝一  豊中市人権政策課男女共同参画係係長
 ファシリテーター:国立女性教育会館事業課専門職員

C:男性の育児参加を支援する
 男性の育児休業取得促進に注目が集まる中、日本の男性の家事・育児時間は先進国の中でも際立って少ない現状があります。男性のケア参画について実践し、考えてきた講師とともに、まちづくりの視点から、男性の実質的な育休取得を支援する具体的な取組の可能性を探ります。
 講師:古山 陽一  NPO団体パパの育児・看護・介護支援センター代表 
           国際医療福祉大学成田看護学部助教
     
D:地域活動に男女共同参画の視点を入れる
 男女共同参画の意義を直接伝えるだけでなく、さまざまな事業や地域活動の中に男女共同参画の視点を導入していくことで、地域全体のあり方が変わってきます。この分科会では、国際人道支援の現場で用いられている、使い勝手の良いジェンダー視点による事業評価の手法を紹介します。作業量、経済効果などいくつかの評価軸に基づいて分析すると、その事業が各属性に及ぼす影響やニーズが明らかになります。性別による固定的な役割負担や力関係を是正し、皆が力を発揮できる事業のあり方について具体的に考えていきます。
 講師:高橋 聖子  インクルラボ代表

(9)意見交換「男女共同参画の推進にあたり、ダイバーシティの流れとどのように向き合うか 」
(希望者のみ)                                  19:40~20:40
 ダイバーシティ推進の大きな動きの中で、様々な場面において男女格差の是正の重要性をきちんと理解してもらい、多様な市民と目標を共有することに難しさを感じることはありませんか。例えば、調査時に性別を問うことに対する批判や、「女性優遇は男性差別」「今さら女性・男性で二分するのはおかしい」といった意見に対して、私たちはどのように対応していくとよいのでしょうか。迷ったり、困ったりしている現状について、まずはみなさんで共有しませんか。
 発題:飯島 絵理   国立女性教育会館研究国際室研究員

第3日 5月22日(金)

(10)分科会Ⅱ                                9:00~11:00

E:「地域における男女共同参画のプラットフォームとしての男女共同参画センターの役割」
(女性関連施設職員・地方自治体職員(女性関連施設))
 男女共同参画を推進していく視点から地域のさまざまな人々の声をまとめ、ジェンダー平等に活かしていくために男女共同参画センターができることは何か、「女性たちの政策提言 新総合計画に仙台の女性たちが声を届けるプロジェクト」の事例報告とグループワークを通じて、男女共同参画センターが果たすべき役割についての新たな可能性と展望を考えます。
 報告者:木須 八重子  公益財団法人せんだい男女共同参画財団理事長
     中林 加南子  エル・ソーラ仙台 管理事業課主事

F:ディスカッション「地域のプラットフォームをつくる」
(地方自治体職員(本庁舎)・団体)
 男女共同参画を専門とするセクターが単独で発揮できる力は限られます。地域の関係資源を見出しつながることで、思いがけない解決方策が見えたり、男女共同参画に意欲的に取り組む多くの主体を呼び起こしたりすることができます。男女共同参画への取組を駆動させる地域の連携協働関係のつくり方・育て方について、それぞれが持つ経験やアイデアを出し合いながら、ともに考えていきます。
 ファシリテーター:国立女性教育会館事業課専門職員 

(11)全体会                                 11:15~12:00
 分科会Ⅱの登壇者、参加者から、各分科会の内容について報告いただき、話し合われた課題や解決の方策について、全体で共有します。
 報告者:分科会E登壇者
 分科会F参加者より2名
 コーディネーター:西山恵美子 国立女性教育会館事業課客員研究員

(12)閉会・アンケート記入                          12:05~12:15

10.申込方法等について

(1)申込方法  申込フォーム:令和2年度「地域における男女共同参画推進リーダー研修」
※4月1日(水)より募集開始。

*申込フォームから送信ができない場合は、参加申込書に必要事項を記入の上、事業課あてに郵送ください。開催要項、参加申込書等は、ホームページからダウンロードできます。
*送受信の行き違いや受信もれを防ぐため、FAXは不可とさせていただきます。

(2)申込期間  令和2年4月1日(水)~22日(水)17:00必着
        
(3)参加通知  別紙記載の連絡先に5月1日(金)に電子メール又は文書によりお知らせします。
*5月1日(金)を過ぎても連絡が来ない場合は、事業課までお問い合わせください。
(電話:0493-62-6724 平日9:00~17:00)

(4)キャンセル 参加決定後にキャンセルされる場合は、必ず事業課まで電話にて御連絡ください。
【キャンセル可能期間】5月1日(金)~13日(水)17:00
*参加決定となった方には、5月1日(金)~14日(木)の間に御連絡します。
*5月11日(月)は休館日のため、すべての情報提供サービスを停止します。

(5)無料託児  研修期間中、おおむね1歳以上~就学前のお子様を対象に実施します。
*事前申込制(先着順)、5名程度。
*お子様の宿泊については、別途費用がかかります(未就学児の場合は1泊あたり509円、小学生以上は大人と同様の料金です)。
*希望される方は、ホームページのリンクから直接お申込みください。
申込締め切りは5月8日(金)17:00です。
※4月1日(水)より募集開始。

11.所要経費(金額はすべて消費税込)

(1)参加費    無料

(2)宿泊費    研修期間中は1名1泊あたり1,200円
  前泊(5/19)・後泊(5/22)も同じ料金で宿泊できます。

(3)食費     会館レストランを御利用ください。
  朝食:880円、昼食:560円~880円、夕食:1,100円

12.その他

(1)情報コーナー(研修棟)
 参加者が所属する団体の男女共同参画推進に関わるパンフレットやチラシなどの資料や書籍等、自由に交換・販売するコーナーを設置します。資料の運搬、陳列、金銭の取扱いなどは、各自の責任でお願いします。

(2)広報
 研修期間中に職員が撮影した写真を、事業記録や広報(ホームページ、フェイスブック、チラシ等)のために使用することがあります。あらかじめ御了承ください。

(3)フォローアップ調査の実施
 研修終了6か月後を目途にフォローアップ調査を実施します。実際の職務や活動に、研修成果がどのように役立てられているかについて伺うものです。御協力をお願いいたします。


※本研修は、第6回WAW!/W20シャイン・ウィークスへのイベント登録をしています。

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