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研修

実施報告

平成30年度「地域における男女共同参画推進リーダー研修〈女性関連施設・地方自治体・団体〉」

開催期間:平成30年5月23日(水)~25日(金)2泊3日 / 定員:120名

開催場所:国立女性教育会館


事業内容

地域の男女共同参画を推進するリーダーとして必要な専門的知見、マネジメント能力、ネットワークの活用力を向上させるための研修を実施。

全てのコースが定員となりました。多数のお申込ありがとうございました。

※プログラム、日程等は急きょ変更となる場合がございます。
開催要項は下記からダウンロードできます。

1.趣  旨

  • テーマ:男女共同参画はどこまで進んだか

    今年度は「第4次男女共同参画基本計画」の中間年にあたります。現時点での取組を振り返り、「男女共同参画社会はどこまで進んでいるのか」「これからどのように男女共同参画を進めていくのか」について、国の施策の最新情報、地域連携による女性活躍推進の実践事例、全国からの参加者同士による情報交換とネットワーク構築などを通じて様々な角度から捉え、現状と課題を把握し、それぞれの現場に持ち帰って実践できる取組のヒントを探ります。 地域における男女共同参画の推進者として知識・企画力・実践力を養う高度で専門的な研修です。

2.主  催

独立行政法人国立女性教育会館

3.共  催

特定非営利活動法人全国女性会館協議会(女性関連施設コースにおける共催)

4.会  場

国立女性教育会館
〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL 0493-62-6724・6725
FAX 0493-62-6720
URL https://www.nwec.jp
E-mail progdiv@nwec.jp

5.期  日

平成30年5月23日(水)~25日(金)〔2泊3日〕

6.対象及び定員

地域の女性関連施設、地方自治体、団体等で男女共同参画推進リーダーとして実践的な取組を行っている方で、研修終了直後のアンケートと6か月後に実施するフォローアップ調査の両方を提出可能の方 120名
(1)女性関連施設コース(50名)
公私立女性会館・女性センター、男女共同参画センター等、男女共同参画社会の形成に向けた拠点としての施設の管理職・リーダー等
(2)地方自治体職員コース(40名)
都道府県・市区町村の男女共同参画推進責任者
(3)団体リーダーコース(30名)
地域で男女共同参画を推進する団体等のリーダー及び役員等

7.日  程

※印のプログラムは希望者のみ参加

8.内  容

第1日 5月23日(水)

(1)開会                              13:00~13:25
①主催者あいさつ  内海 房子  国立女性教育会館理事長
②共催者あいさつ  納米恵美子  特定非営利活動法人全国女性会館協議会代表理事
③来賓あいさつ   文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課
④趣旨説明     上田 芳子  国立女性教育会館事業課専門職員

(2)基調講演「我が国の男女共同参画の歩みと今後の課題」       13:30~15:00
日本における男女共同参画推進はいかにして進んできたのか、その歴史的背景を学ぶとともに、これから私たちが取り組むべき課題は何かを明らかにし、男女共同参画を推進する地域リーダーとして知見を深めます。
講 師:江原由美子 横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授

(3)省庁説明「男女共同参画社会に向けた今日の政策課題」       15:10~16:40
男女共同参画や女性活躍推進に向けた国の最新施策についての説明を受け、今後の方向性について理解を深めます。
講 師:内閣府男女共同参画局推進課
    厚生労働省雇用環境・均等局総務課
    農林水産省経営局就農・女性課女性活躍推進室

(4)情報提供「NWEC情報事業の展開とセンター見学」(希望者)    16:50~17:30
女性アーカイブ展示や女性デジタルアーカイブシステムなどのNWECの情報事業や機能について詳しく説明します。また、実際に女性教育情報センターの見学ツアーを行います。
説明者:細川  芽 国立女性教育会館情報課長

(5)情報交換会(希望者)                      18:30~19:45
全国からの参加者同士での情報交換とネットワークづくりを行います。

第2日 5月24日(木)

(6)情報提供「NWECの事業展開について」              9:00~9:45
①研修事業計画 
平成30年度の研修事業計画について説明します。
説明者:櫻田今日子 国立女性教育会館事業課長
②調査研究報告 
NWECが平成27年から行っている「新入社員の追跡調査」をもとに、女性と男性のキャリア意識の変化について報告します。
説明者:島  直子 国立女性教育会館研究国際室研究員

(7)シンポジウム「男女共同参画の現在を考える」           10:00~12:00
2017年11月に世界経済フォーラムが発表したGGGI(グローバルジェンダーギャップ指数)の順位は、144か国中114位。日本はここ数年その順位をじりじりと下げ、女性活躍後進国となりつつあります。
男女共同参画社会の形成に向け、「あらゆる分野における女性活躍」、特に「女性活躍」の鍵となる分野について現在の課題を整理し、女性も男性も一人一人が生きやすく働きやすい社会を実現するためのヒントを探ります。
パネリスト:三浦 まり 上智大学法学部教授
      治部れんげ 昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
パネリスト 兼 コ-ディネーター:大崎 麻子 特定非営利活動法人Gender Action Platform理事

(8)テーマ別分科会「女性活躍の壁とこれから」            13:30~15:30
シンポジウムでの問題提起を踏まえ、各分野における男女共同参画の現状と課題を整理した上で、課題解決に向けた具体的で実効性ある取組について考えます。

A:政治分野への参画
政治的意思決定の場に女性が少ないのは何故か。その現状を分析した上で、女性が政治に参画することの意義とクオータ制の導入がもたらす効果や課題について考えます。
報告者 兼 ファシリテーター:三浦 まり 上智大学法学部教授

B:心身の健康
安全・安心に暮らしていくための前提となる女性の身体及び心の健康が様々な問題に直面しています。生涯を通じた女性の健康支援について社会的課題を整理し、今後の取組について考えます。
報告者:中野 宏美 特定非営利活動法人しあわせなみだ代表
ファシリテーター:大崎 麻子 特定非営利活動法人Gender Action Platform理事

C:働き方
男性中心型労働慣行の変革等、女性の管理職登用に向けた様々な制度設計が進められている中、経済分野の意思決定の場に女性が少ないのは何故か。その理由を探りつつ真の働き方改革について理解を深め、これからの女性参画拡大とワ-ク・ライフ・バランスの在り方について取組のヒントを探ります。
報告者 兼 ファシリテーター:治部れんげ 昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員

D:進路選択における男女共同参画
固定的性別役割分担意識は進学過程においてどのような影響を与えるのか。女子学生のキャリア選択に影響を与える教職員の管理職割合やリケジョ支援の報告を踏まえ、今後の教育課題解消に向けた支援の在り方について考えます。
報告者:香川県政策部男女参画・県民活動課
    飯島 絵理 国立女性教育会館研究国際室研究員
ファシリテーター:小笠原泰代 国立女性教育会館事業課専門職員

(9)情報提供「女性のエンパワーメントのための国際的な取組について」 15:45~16:45
①国連機関であるUN Womenについて、その概要と取組を紹介します。
講 師:石川 雅恵 UN Women日本事務所長
②平成30年3月に国連本部で開催された、CSW62での議論や合意結論について報告します。
報告者:越智 方美 国立女性教育会館研究国際室専門職員

(10)自由交流(希望者)                      19:00~20:30
参加者同士で関心あるテーマごとに集い、情報交換や交流を行います。
テーマ:「意思決定過程への女性の参画」「女性に対する暴力」
「女性と防災」「男性視点からの男女共同参画」「多様な分野との連携」
「介護と仕事の両立」「教育における男女共同参画」など(予定)

第3日 5月25日(金)

(11)コース別分科会「課題解決のヒントを探る」            9:00~11:00
事例報告に基づくグループワークを行い、実践に役立つ力を身につけながら、支援や解決の方法を考えます。

A:女性関連施設コース 「政治分野における男女共同参画の推進」
男女共同参画センター/女性センターにおいて政治分野への女性の参画を推進していくためには、どのような取組が可能か、アンケート調査結果や事例報告をもとに考えます。
報 告 者:納米恵美子 特定非営利活動法人全国女性会館協議会代表理事
情報提供:久保 公子 公益財団法人市川房枝記念会女性と政治センター事務局長
情報提供 兼 ファシリテーター:井出あゆみ 特定非営利活動法人浜松男女共同参画推進協会理事長

B:地方自治体職員コース 「地域における男女共同参画推進計画の在り方について」
男女共同参画基本計画策定にあたり、直面する地域課題の把握・分析をどのように行い、指標をどのように定めるか。国の政策との連動性・関係部署との調整等についての報告をもとに、計画を実行性のあるものとするためのポイントと知見を共有しつつ、共に取組のヒントを探ります。
報告者:諸橋 泰樹 フェリス女学院大学教授

C:団体リーダーコース 「自団体の取組内容とSDGs・ESDのつながり」
SDGs・ESDの意義と内容について学び、その上で、自団体の活動とどう関係しているのかについて考えます。同時に、持続可能な社会形成の実現に向け、地域課題を解決するための分野横断的協働を探ります。
報告者:特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議

(12)全体会                            11:15~12:00
分科会2における報告内容や話し合われた課題、解決の方策について、全体で共有します。
報告者:分科会2各コース登壇者
コーディネーター:西山恵美子 国立女性教育会館事業課客員研究員

(13)閉会                             12:05~12:10

9.申込方法・期限

全てのコースが定員となりました。多数のお申込ありがとうございました。

(1)方  法
別紙に必要事項を記入または入力の上、郵送または電子メール(progdiv@nwec.jp)のいずれかの方法で、事業課までお送りください。
*送受信の行き違いや受信もれを防ぐため、申込受付は電子メールまたは郵送のみ(FAXは不可)とさせていただきます。
*開催要項、参加申込書等の電子データはホームページからダウンロードできます。
(2)申込期限  平成30年5月10日(木)午後5時必着
*申込期間内でも、定員に達した場合は申込を締め切ります。
*平成30年5月7日(月)は設備メンテナンスによる全館停電のため、電話・FAX・電子メールに
よるお問合せ、ホームページからの情報提供サービスを停止いたします。
(3)提出書類  「参加申込書」(別紙)
(4)参加通知  別紙記載の連絡先に文書または電子メールによりお知らせします。
5月16日(水)までに連絡が来ない場合は、お手数ですが、事業課までお問い合わせください。(電話:0493-62-6725 月~金曜の9時~17時)

10.所要経費

(1)参加費   無料
(2)宿泊費   研修期間中は1名1泊あたり1,200円
前泊(5/22)・後泊(5/25)も同じ料金で宿泊できます。
(3)食 費   朝食バイキング870 円、昼食カフェテリア550 円~、夕食バイキング1,080 円
(4)情報交換会費 3,500円(消費税込) 5月23日(水)18:30~19:45
夕食を兼ねた立食形式・貸切(食堂の通常営業を行いません。)

11.その他

(1)事前学習(eラーニング講座の受講)について
参加決定後、本研修の参加前までに、男女共同参画の基礎知識を学ぶためのeラーニング講座を受講していただきます(総学習時間1時間程度、受講料無料)。
*受講手続、開講日などの詳細は、参加決定通知送付後にeラーニング運営会社より別途お知らせします。
(2)広報について
研修期間中に職員が撮影した写真を、事業記録や広報(ホームページ、フェイスブック、チラシ等)のために使用することがあります。あらかじめご了承ください。
(3)フォローアップ調査の実施について
研修終了6か月後を目途にフォローアップ調査を実施いたします。実際の職務や活動に、研修成果がどのように役立てられているかについて伺うものです。御協力をお願いいたします。

平成30年度「地域における男女共同参画推進リーダー研修<女性関連施設・地方自治体・団体>」実施報告

 5月23日(水)~25日(金)、女性関連施設の管理職・リーダー、地方自治体の男女共同参画推進責任者、地域で男女共同参画を推進する団体リーダー等を対象に、全国から164名の参加を得て開催した。

 今年度のテーマは、「男女共同参画はどこまで進んだか」。今年度は「第4次男女共同参画基本計画」の中間年にあたることから、現状を把握し、課題を整理したうえで、これからどのように男女共同参画を進めていくのかを考えた。
 なお、本研修参加者は、男女共同参画の基礎知識について学ぶeラーニング講座を事前に受講することとした。

【 第1日目 5月23日(水) 】

 研修初日は、江原由美子氏(横浜国立大学教授)が、基調講演「我が国の男女共同参画の歩みと今後の課題」を行い、日本の男女共同参画の歴史、国際的な指標であるGGGIを用いて国際的な視点からみた日本の現状、日本における男女共同参画の歩みが遅い要因等について解説した。
 続いて、内閣府・厚生労働省・農林水産省の3府省の担当官が最新の政策動向について情報提供を行った。
 また、希望者に対し、女性教育情報センター並びに女性アーカイブの展示案内を行った。

【 第2日目 5月24日(木) 】

 2日目は、NWECからの情報提供として「新入社員の追跡調査」の研究報告が行われ、入社数年目の初期キャリア人材育成は、男女ともワークライフバランスを重視していること、目標とするような先輩や上司がいると仕事の満足度が高いことなどが伝えられた。

 続くシンポジウム「男女共同参画の現在(いま)を考える」では、冒頭コーディネーター兼パネリストの大崎麻子氏(NPO法人Gender Action Platform理事)より、ジェンダー格差の状況測定ツールとしての国際的指標GGGIの解説があり、日本は、政治、経済分野で特に順位が低く、途上国に比べて進捗も遅い旨の指摘があった。また、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)にふれ、発展途上国の問題と捉えられがちだが、先進国も共通課題として取り組む土台であると述べた。
 その後、GGGIにおいて日本の順位を下げている要因である政治分野と経済分野について、2人のパネリストより詳細な解説があった。

政治分野については、三浦まり氏(上智大学教授)から次の点が述べられた。
・1995年と比較し、諸外国は大きく状況改善したが、日本は改善幅が小さい。
・暫定的性格を持つクオータ制は手段、民主主義的意思決定の原則として性別均等を求めるパリテが登場。
・「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が、全会一致で可決。
・特に重要な基本理念は、男女の候補者の数の均等(第2条)。
・政党等目標等設置(4条)にも触れ、パリテの中にクオータ制が残った形となっている。
・内閣府・総務省共同所管の法律、障壁等を把握する各種調査も実施予定。
・女性議員を増やすために、自信、スキル、仲間づくりに資する人材育成講座が求められる。国・地公団体は人材育成施策講ずる努力義務(7条)

経済分野については、治部れんげ氏(昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員)から次の点が述べられた。
・経済分野では管理職女性割合と専門職女性割合が特に低く、構造的な問題。
・昇進以前に大きな問題として、採用の入口段階での男女格差、類似職種の男女間格差。
・女性がケア労働の担い手であり、家庭内の男女不平等も背景にある。

 2日目午後は、午前に行われたシンポジウムを受け、「女性活躍の壁とこれから」をテーマに、4分科会(A:政治、B:健康、C:経済、D:教育)に分かれて展開。

A:政治分野への参画
  報告者 兼 ファシリテーター:三浦 まり 上智大学法学部教授
 女性を意思決定の場へ、参画を促すためには、政治と生活の距離を縮めることが大事。「パリテ」キャンペーン、「パリテ」カフェなどで議員と個人のコミュニケーションを図り、政治と日常の個人的な問題がつながっていることへの気づきが大事であること等が述べられた。
 グループワーク「パリテカフェの企画案作成」を行った。

B:心身の健康
  報告者:中野 宏美 特定非営利活動法人しあわせなみだ代表
  ファシリテーター:大崎 麻子 特定非営利活動法人Gender Action Platform理事
 初めに、大崎麻子氏より女性の健康に関する指数、国際的な枠組み等基本事項について説明がなされた。その後、中野宏美氏より次の4点の報告があった。
・社会を変えたいと思った理由
・性暴力の現状、件数、警察への届け出件数など基本データ
・性暴力被害者の背景
・しあわせ涙の取り組みと自治体の取り組み
 グループディスカッション、グループワーク後に、ファシリテーター及び報告者から次のようなコメントがなされた。
・若年者に情報を届けるには、プロジェクトメンバーに若者を入れる
・参加しやすくなるような言葉づかいに変える

C:働き方
  報告者 兼 ファシリテーター:治部れんげ 昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
 働き方を考えていく上では、長時間労働の改善、部門や地域との連携が必要であることなどが述べられた。その後、一人一人が企画を立て、今までにインプットしたことをアウトプットする作業に移り、思いの可視化を行った。
 また、もりおか女性センターの事例「あなたの夢を形にしよう」や千葉県流山市の保育園駅前送迎ステーションの取組み紹介の後、グループワークを行い、議論を深めた。

D:進路選択における男女共同参画
  報告者:香川県政策部男女参画・県民活動課副主査
  報告者:飯島 絵理 国立女性教育会館研究国際室研究員
  ファシリテーター:小笠原泰代 国立女性教育会館事業課専門職員
 初めに、NWEC研究員 飯島絵理から、GGGIにおける教育分野に関する基礎的な解説と教育分野における課題について次のような側面から問題提起がなされた。
・進路選択の男女差
・教育現場における女性管理職登用
・地域づくり、地域理解の醸成
 続いて、逢阪晃子氏からは、香川県が昨年行った「未来をつくるリケジョフェスタ」の概要と取組課題が述べられた。
 その後、グループワークを行い、多方面からの支援を考えることの重要性や、切り口を変えることで新たな解決策が生まれることなどを確認した。

 2日目最後の「女性のエンパワーメントのための国際的な取組について」では、石川雅恵氏(UN Women日本事務所長)が国連機関であるUN Womenについて、その概要と取組(UN Women日本事務所の役割、持続可能な開発目標(SDGs)、HeForShe)について映像を交え紹介。その後、NWECの越智方美専門職員が第62回国連女性の地位委員会(CSW62)参加報告を行い、日本の男女共同参画から一歩踏み出し世界の動向について学んだ。

【 第3日目 5月25日(金) 】

 最終日は、「課題解決のヒントを探る」を全体テーマとし、女性関連施設、地方自治体職員、団体リーダーの3コースで展開。女性関連施設コースでは、全国女性会館協議会が行った政治分野の推進に関する調査報告、センターでの取組事例の紹介。また、市川房枝記念会女性と政治センター久保氏が、参政権運動の歴史を踏まえた記念会のこれまでの活動として、地方に出向いての実践的プログラム等の報告があった。地方自治体コースでは、諸橋氏が、今までの経験を踏まえ、行動計画策定の課題や参考となる事例紹介のほか、各部署における年次報告の重要性、委員会を巻き込んだ自己評価など多岐にわたり活動のヒントを得た。団体リーダーコースでは、「そもそも持続可能な開発とは何か?」をスタートとし、SDGs・EDSの理解を図ったうえで、各自の団体の取組みがSDGs・ESDとどのようにつながっているのかを考えた。参加者は、SDGs・ESDというツールを学んだことにより、「違う方向を向いていると思っていた団体とも実は共通言語を持つことでつながっていけるのではないか」という視点を得た。
 なお、分科会では、各コースの特性を踏まえた報告・講義後、参加者自身が、今後、それぞれの現場に戻って行動を起こす第一歩となる方策をグループワークにより探った。
 3日間のまとめとなる全体会では、3コースの講師から分科会の内容を振り返るとともに、コーディネータからは、今あるところで居心地よくではなく、「どんな人も安心して暮らせるような社会、男女共同参画社会の実現を目指すという方向性を考えることの重要性が語られた。今後の地域における男女共同参画推進に向けて、持続可能な男女共同参画社会の推進に向けた連携と課題について共有し、閉会を迎えた。

分科会2-C 団体コース

全体会

 参加者からは、「男女共同参画の基本的内容から直近の情報と動向までを体系立てて学べた。」「日本国内だけでなく、国際的な視点を知ることができた。」「政治分野、経済分野それぞれ最前線の取り組みを具体的に聞くことができ、とても有意義だった。」「情報交換会等を通じ、全国の各地域の方々と交流・意見交換できてよかった。」などのコメントが寄せられた。

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