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実施報告

平成26年度「女性関連施設相談員研修」

開催期間:平成27年2月4日(水)~ 6日(金)  <2泊3日> / 定員:80名

開催場所:国立女性教育会館


事業内容

 女性のエンパワーメント支援を目指し、複雑・多様化する女性の悩みに適切に対応できる相談業務の質の向上を図るため、女性に対する暴力や女性の貧困など、喫緊の課題解決に必要な知識・技能習得のための、専門的・実践的な研修を行う。

1.趣  旨

 女性関連施設の相談員を対象に、女性のエンパワーメント支援と女性に対する暴力や貧困などの喫緊の課題解決を目指して、相談者への理解の深化や必要な知識・技能習得、関係機関との連携促進を図るための研修を行います。複雑・多様化する女性の悩みに適切に対応できる相談員の育成と業務の質の向上に向けた専門的・実践的研修です。

2.主  催

独立行政法人 国立女性教育会館

3.会  場 

国立女性教育会館
〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL 0493-62-6725
FAX 0493-62-6720
Eメールアドレス   progdiv@nwec.jp
ホームページ URL http://www.nwec.jp/

4.期  日 

平成27年2月4日(水)~ 2月6日(金) 2泊3日

5.参 加 者

公私立の女性会館・女性センター等の女性関連施設において、女性の悩みに関する相談業務に携わっている相談員

6.定  員 

80名

7.日  程(各プログラムの間に10~15分の休憩があります。)

※印のついたプログラムは希望者のみのプログラムです。

8.内  容

(※プログラムは都合により変更となることがあります。)

第1日 2月4日(水)

(1)開会
 13:30~13:45
   ① 主催者あいさつ
   ② プログラム説明

(2)グループ討議
 13:45~14:45
   参加者同士の自己紹介と研修に対するニーズや課題などについて、グループワークと討議で整理し、共有します。
   
(3)講義「女性関連施設における相談業務の意義と役割」
 15:00~17:00
女性関連施設における相談業務の意義と役割について、女性が抱える問題解決と女性のエンパワーメントの視点から学びます。
   
●オプションプログラム(希望者のみ)
情報交換会
 19:00~20:30
相談業務における課題などの情報交換と参加者同士のネットワークづくりを行います。

第2日 2月5日(木)

(4)情報提供「相談事業に役立つ国立女性教育会館の情報機能」
 9:00~9:40
女性情報ポータルWinet(ウィネット)の活用方法の説明と女性教育情報センターの見学により、相談事業に役立つ情報の活用について情報提供します。

(5)講義「二次受傷の予防と対策」
 10:00~12:00
   二次受傷のもたらされる要因や症状等について正しく理解し、予防と対策、回復の方法を学びます。

(6)情報提供「ストーカーの概要と被害防止のポイント」
 13:30~14:15
   ストーカー事案の概要と被害防止のポイントについて情報を得ます。

(7)分科会1「当事者の課題別ケース検討」
 14:30~17:00
 課題を抱える当事者に対して実際にどのように支援をしていったらよいのか、課題別コースに分かれて、講義とワークショップで学びます。

   A:人間関係に関する相談者への支援
    身近な人間関係に関する相談から見えてくる背景や課題から、人間関係を円滑に行えるようにするための支援について考えます。

   B:配偶者等からの暴力被害者への支援
    配偶者等からの暴力被害について、その心理的背景や構造を踏まえ、自立支援に向けた実際の対応の留意点について学びます。

   C:若年層へのデートDV防止啓発
 デートDVに関する相談や防止のための啓発活動について理解を深めるとともに、若者世代に対してどうアプローチをしたらよいのかを探ります。

●オプションプログラム(希望者のみ)
   ドラムサークル体験
 19:00~21:00
     アフリカやブラジルなど、世界の太鼓や打楽器を即興的に叩きながら、楽しい打楽器アンサンブルを体験します。ストレスの解消や健康増進に効果が期待できます。初めて楽器にさわる方でも、楽譜が読めなくても大丈夫です。

第3日 2月6日(金)

(8)分科会2「新たなつながり方への対応」
 9:00~11:00
 個人と社会のつながり方から生まれる現代的な課題に対応するため、講義とワークを通してテーマに対する理解を深め、相談業務に役立つヒントを探ります。

   A:ステップファミリーへの支援
    ステップファミリー(子連れ再婚家族)における親子の課題把握や、実際の支援に役立つ情報などについて学びます。

   B: 災害とジェンダー
    災害時における男女の被災状況の違いや女性が直面しがちな困難、特に安全や暴力防止の課題について学びます。

   C:若年女性への支援
   生きづらさを抱える若年女性への支援の現場から見えてくる、貧困や孤独などの社会的な課題とのつながりを探ります。

(9)全体会
 11:20~12:20
 現代的な課題を解決に導く相談業務のあり方、相談者のエンパワーメントにつながる支援について意見交換と共有を行い、これからの相談業務の意義と役割を考えます。
    
                          
(10)閉会・アンケート記入
 12:20~12:30

9.申込方法・期限等

参加申込みを締め切らせていただきました。多数のお申込みありがとうございました。

(1)方  法 
   ①インターネット:国立女性教育会館ホームページよりお申し込みください。
      参加申し込みフォーム

   ②郵送・FAX:国立女性教育会館事業課までお申し込みください。

(2)申込期間 
   第1次申込開始(初めて参加される方)      平成27年1月13日(火)
   第2次申込開始(過去に参加経験のある方)    平成27年1月19日(月)

   申込締め切り日   平成27年1月30日(金)午後5時必着(先着順)

※会館が主催する女性関連施設相談員向け研修に、初めて参加される方からのお申し込みを優先とさせていただきます。

※申し込み期間内でも定員に達した場合はお申し込みを締切らせていただきます。残席わずかとなっております。お申し込みはお早めにお願いいたします。

(3)提出書類
 「参加申込書」(別紙1)、「研修に期待すること」(別紙2)

(4)決定通知 
別紙1記載の連絡先に、文書にて発送いたします。2月2日までに連絡がない場合は、お手数ですが事業課(Tel:0493-62-6725)にお問い合わせください。

10.所要経費

(1)参加費      無 料

(2)宿泊費      1泊あたり2,670円
※前後泊を含む研修期間中(2月3日~6日)に宿泊の場合
(3)食 費       1食700円~1,000円程度(カフェテリア方式)

(4)情報交換会費    1,000円(希望者のみ、飲み物・お菓子の軽食程度)
  
  ※交通費・宿泊費などの諸費用について、主催者からの支給はありません。

11.その他

期間中、職員が撮影した写真を、事業記録や広報に使用することがあります。ご了承ください。

 2月4日(水)~6日(金)の2泊3日、公私立の女性関連施設等において女性の悩みに対応する相談員等を対象とした「女性関連施設相談員研修」を実施し、全国各地から81名が参加しました。講義「女性関連施設における相談業務の意義と役割」では、これまでの女性相談の現状と社会的役割、制度からこぼれ落ちる女性たちの複合的な困難とその背景及び今後の方向性が示されました。2日目は女性教育情報センター等の見学後、援助者自身の傷つきである二次受傷の予防と対策、ストーカーの概要と被害防止のポイントを学ぶ講義と情報提供が行われました。続く分科会1では人間関係やDVなど課題を抱えた当事者への支援について、講義と事例検討をもとにした議論がなされました。ドラムサークル体験の時間は、ロビーいっぱいに太鼓の音が響き、体験的な学びとリフレッシュの機会となりました。3日目の分科会2のテーマは「新たなつながり方への対応」。ステップファミリーへの支援、災害とジェンダー、若年女性への支援の3つを取り上げ、その現状と課題について理解が深められました。全体会では、課題解決に向かうポイントとして、女性が直面する困難は個人的な問題として現象するが、多くの場合、その本質は社会的な問題であること、これらの社会的な背景を踏まえた上での、さまざまな機関との連携による支援が重要であることが改めて指摘されました。3日間の宿泊研修を通じて、参加者同士の情報交換やネットワークづくりの機会ともなりました。参加者アンケートからは、「現状を再認識でき、新しい情報を得ることができた」「全国各地からの参加者同士、情報交換が有意義だった」などの感想が寄せられました。

当日の様子(抜粋)

講義「女性関連施設における相談業務の意義と役割」 戒能 民江氏

講義「女性関連施設における相談業務の意義と役割」
戒能 民江氏

情報提供「相談事業に役立つ国立女性教育会館の情報機能」

情報提供「相談事業に役立つ国立女性教育会館の情報機能」

講義「二次受傷の予防と対策」 木村 弓子氏

講義「二次受傷の予防と対策」
木村 弓子氏

分科会1「当事者の課題別ケース検討」 C:若年層へのデートDV防止啓発 西山 さつき氏

分科会1「当事者の課題別ケース検討」
C:若年層へのデートDV防止啓発 西山 さつき氏

オプションプログラム「ドラムサークル体験」 清水 和美氏、鳥川 仁美氏

オプションプログラム「ドラムサークル体験」
清水 和美氏、鳥川 仁美氏

分科会2「新たなつながりへの対応」 A:災害とジェンダー 池田 恵子氏

分科会2「新たなつながりへの対応」
A:災害とジェンダー 池田 恵子氏

全体会

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