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コラム

「 開館40周年記念メッセージ 」 有馬真喜子

有馬真喜子 特定非営利活動法人国連ウィメン日本協会理事長 

 国立女性教育会館40周年、おめでとうございます。
 40年前、「少し遠いわね」とか言いながら、初めてNWECを訪れた時、一帯の景観の美しさに息をのみ、館の建物のコンセプトの見事さと堅実さに驚き、「女性のために、こんな施設ができたのだ」と深く感動したことを、昨日のことのように思い出しています。
 国立女性教育会館の素晴らしさは、数え上げればキリがありませんが、私は、まず、「国立らしくない」と言ったら叱られるかもしれませんが、要するにいかめしくなくて、私たち、普通の人々に平らな目線で接して下さること、そして「女性のことなら何でも聞いて下さい」とばかりに、公的か民間かを問わず女性関係資料を集め、また集めようと努力を続けていらっしゃることにあると思っています。
 この素晴らしい伝統は、「国立」なのに、初代館長に縫田曄子さんという民間人を起用された文部省(当時)の大英断に始まり、以後館長、理事長になられた女性たちが、出身母体を問わず思いを繋いで、その伝統を大切に守り育てて来られたことにあると思います。
 近いところでは、2015年に、「北京女性会議」から20周年の記念の催しを、手を繋いだ私たちNGOの思いに応えて共催してくださり、館は立派な展示を開催して、一日、女性たちの熱気にあふれました。
 国立女性教育会館開館以来各地につくられた女性会館や男女共同参画センターは、国立女性教育会館に学びつつ歩みを進めてきました。私が関わった横浜市の男女共同参画センターも、この秋、30周年を祝います。
 国立女性教育会館の40年にわたる素晴らしい伝統がこれからも続き、時代と共に発展されることを心から願い、期待申し上げています。

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