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平成21年4月3日(金)〜4月4日(土)で、平成21年度 NWEC(ヌエック)プログラム「嵐山(らんざん)のすてきな春見つけ隊―星空観測会とミニハイキングで体験する武蔵(むさし)嵐山(らんざん)の春―」を実施しました。春休みの期間中に、親子で会館周辺の嵐山町の自然に触れ、様々な自然体験をすることで、楽しく学びながら、親子や参加者同士の関係を深めるプログラムとしました。
2009年が「世界天文年」であり、ガリレオ・ガリレイが初めて夜空に望遠鏡を向け、星空を観察してから400年目に当ることから、親子で、簡単なキットを用いて望遠鏡を自作することで、望遠鏡をつくって空を見たガリレオの気持ちになって夜空を観察したり、地元嵐山町の誇る天然記念物のチョウ・オオムラサキについて学習したり、春の里山の自然を観察しました。8組18名の皆様にご参加をいただき、楽しい2日間を過ごしました。
開会にあたり、国立女性教育会館竹内美佐子事業課長から参加者へ挨拶を申し上げました。
会館職員の指導のもと、これから2日間行動を共にする参加者同士が知合い、関係を深めるための時間として、“自己紹介”や“あいこじゃんけん”、“セブンイレブンじゃんけん”、“フープくぐり抜け”等のアクティビティを行いました。最初、緊張気味だった参加者は、さまざまなアクティビティを体験することで緊張がほぐれ、笑い声が聞かれるなど大人も子どもも楽しいひとときを過ごしました。
最初は少し緊張気味の子ども達
“あいこじゃんけん”を行う参加者のみなさん
参加者みんなで望遠鏡作り
できた望遠鏡で外の景色を眺める子ども達
夕食後、講師に鳩山町立亀井小学校教諭の石井達朗先生と小川町立東小川小学校教諭の高橋政春先生をお迎えし、星空観察会を実施しました。参加者が自分たちで作った望遠鏡をもって、都幾川を望む見晴らし台から実際に月の表面や土星の輪を観察しました。この日は雲も少なく、穏やかに晴れわたった春の夜空に向けて望遠鏡を設置し、参加者は微調整を繰り返しながら月や土星にピントを合わせて観察を行いました。自分の作った望遠鏡で月や土星の輪が確認できた時、あちこちで大きな歓声があがりました。
また同時に、講師の先生方によって設置された大型の望遠鏡からも月や土星を観察しました。大型望遠鏡からは、日頃見ることのできない月のクレーターや土星の衛星が確認でき、熱心にデジタルカメラにその映像を納めている子ども達もいました。
講師の石井達郎先生
2日目は、地元嵐山町のNPO法人自然の会・オオムラサキ代表理事関根浩史氏、千島喜三氏、佐藤治氏の3名を講師にお迎えし、菅谷館跡(源平合戦の武将畠山重忠の居城)周辺の里山の自然や桜並木の美しい都幾川の河原、オオムラサキの森など、嵐山町内の歴史と春の自然を案内していただきました。
まず、参加者は8階建ての宿泊棟の屋上に上り、会館周辺の山や川の地形や歴史、菅谷館跡の大きさや立地について説明を受けました。会館の南側を流れる都幾川沿いに植えられた2キロメートルにわたる桜並木もちょうど開花を迎え、美しい風景を楽しみました。
その後、館内の敷地に咲いているこぶしの花や野草の観察を行いながら、菅谷館跡やオオムラサキの森を散策しました。講師からこのミニハイキングの間に「どれだけたくさんの花を見つけられるか探してみよう」という課題が出されたこともあり、参加者は熱心に講師の説明に耳を傾けていました。
参加者は、杉と檜の違いやカルガモの名前の由来、菅谷館の歴史や植物、蛍の生息場所、食べられる植物、毒のある植物、里山に見る自然と人間の関わり方、オオムラサキの成長過程等さまざまな説明を受け、子ども達からは日頃見たことのない植物や昆虫についてたくさんの質問が講師に寄せられていました。
菅谷館跡で自然の会・オオムラサキ代表理事関根浩史氏から
説明を受ける参加者
都幾川河原で野鳥を観察する参加者
オオムラサキ活動センターで説明を受ける参加者