
国立女性教育会館では、平成20年10月8日〜10日の2泊3日、平成20年度「女性のキャリア形成支援推進研修」を実施しました。
北は北海道から南は沖縄まで、団体・グループ・NPO法人等のメンバー、女性関連施設・生涯学習施設等の職員、大学等のキャリア教育支援者といった、全国の女性のキャリア形成支援に携わる立場の方々76名が参加されました。
本研修では、女性が生涯の様々な段階において柔軟にキャリア設計を行うことが可能な地域活動の重要性に着目し、地域活動における個人のキャリア形成と、その支援を通じた社会への働きかけに向けて、「キャリア視点から見た地域づくり」を主題としました。
研修1日目には、男女共同参画及び女性のキャリア形成支援に関する国の施策・動向と、男女共同参画について理解を深め、続くリレートークでは個人の力量形成と社会への働きかけについて社会の最前線で活躍する女性たちの話を聞きました。リレートークを受けて次の討議では、参加者自身の経験を整理し、意見交換を行いました。
【開会で挨拶する神田理事長】

【リレートークの講師】

【リレートークのコーディネーター】

【討議の様子】
2日目には、まず会館所蔵のアーカイブ資料からパイオニア女性として奥むめおについての情報提供があった後、会館の実施した調査研究の結果報告を通じて「スキルアップ」と「マインドアップ」の枠組みとロールモデルの分析手法について学びました。

【調査研究報告の様子】
続いてのワークショップでは、その手法をもとに参加者自身がロールモデル分析を行い、更に分析過程で浮き彫りになったキャリア形成における課題と必要な支援をまとめました。ロールモデル分析は初めてという参加者が多く、戸惑いながらも熱心に取組まれていました。

【ワークショップの様子】

【ワークショップの様子】

【ワークショップで発表する参加者】
その後事例研究として、3つのテーマ(地域に根ざしたまちづくりと女性のキャリア形成支援、キャリアをつなぐ〜次世代リーダーの育成〜、女性のキャリア形成支援の拠点としての女性関連施設)に関する5つの事例について報告がありました。

【事例報告者】

【事例研究のまとめの様子】
2日目から3日目にかけて、本研修の集大成として、それまでの研修内容と成果を整理しながら、それぞれの地域での支援の内容と方策についてディスカッションを行い、「地域活動につながる女性のキャリア形成支援のための活動/事業計画」を作成し、発表を行いました。活動/事業計画を実際に作成するにあたって、参加者同士で情報交換したり、アイディアを共有したり、アドバイスしたりする姿が見られました。計画発表では、発表者の計画について参加者の皆さんが熱心に耳を傾けていました。
【分科会の助言者】
【分科会の助言者】

【分科会で発表する参加者】
【活動/事業計画作成に取組む参加者】
終了後のアンケートでは、「キャリアの幅広い捉え方がよく理解できた」「国のキャリア形成支援の施策を知ることができ有意義だった」「具体的事例や情報交換を通じて地域にあったキャリア形成支援のヒントを得ることができた」「ロールモデルを分析していくことを初めて学び、大変参考になった」「各実践者の報告に刺激された。力を得た気がする」等のご意見が寄せられました。