女の子だってサイエンスしたい!そんな熱い思いにこたえるイベント「女子高校生夏の学校
〜科学・技術者のたまごたちへ〜」が、今年も8月16日(木)〜18日(土)の2泊3日国立女性教育会館で開催されました。
この「女子高校生夏の学校」は、先端研究や身近な開発などにかかわる大学・企業の女性研究者・技術者が、女子高校生に理工系進学の先に広がる多様で豊かな世界や魅力を伝え、理工系分野への進路を考える機会の提供を目的に、文部科学省、男女共同参画学協会連絡会、日本学術会議「科学と社会委員会 科学力増進分科会」との共催により実施されたもので、全国から110名の女子高校生が参加しました。
3年目の今年は、多くの学会や研究機関等の連携により、理工系に進学した女子大学生や大学院生、研究者、理工系分野で活躍している講師による講演、11の実験・実習、21のポスターセッション、キャリア相談、女子学生との自由交流会やゲーム、講師や大学の先生方と将来の進路や現在の悩みについて直接相談する交流会等参加体験型の多彩なプログラムとなりました。
開校式では、毛利衛日本学術会議科学力増進分科会委員長・日本科学未来館館長が挨拶を行い、参加した女子高校生を激励しました。
<実験・実習>
「筋肉が縮むしくみを見てみよう」 「音声認識実験」
「イネのDNAに刻まれた『お米』の 「正20面体の不思議」
ふるさとを読み解こう」
「目で見る遺伝子のはたらき」 「構造物の形と強さ」
「高レベル自然放射線の体験的学習」 「超伝導−リニアモーターカーで地球を一周」
「虹色のストラップを作ろう」 「水が凍る瞬間を見よう!~実験室はオホーツ
ク海?〜」
「電子レンジで有機合成→塩化物イオンの分析」 お茶の水女子大学長 郷通子氏のご挨拶
<ポスターセッション・キャリア相談>
<学生や講師と交流>
「サイエンスカルタ大会」 「ゲイトウェイ・デスク〜自分の扉を見つけた
かな?〜」
3年目となる本年度は、参加者を5,6名のグループに分け、担任として実行委員が、メンターの役割として女子学生が入り、できるだけ参加者と実行委員、学生とが緊密になるよう試みました。また、引率者と講師、実行委員との交流を目的として「大人のためのサイエンス・ディナー」を開催し、引率教員や保護者が参加し、意見交換を行いました。
3日目は、参加者が相談したい講師や実行委員、学生と直接、進路や悩みについて相談する「ゲイトウェイ・デスク〜自分の扉を見つけたかな?〜」を開催し、参加者と講師、学生とが交流を深め、今後のネットワークのきっかけづくりを行いました。
参加者からは、「女性の科学者を支援している人たちがたくさんいると知って、前向きに考えられるようになった」「理系の女子大学生と話せたのがよかった」「同じ夢をもった仲間と出会え、刺激になった」等の感想が寄せられました。
110名の女子高校生にとって、生きた科学技術の世界に触れ、新しい発見と出会いの3日間になりました。
なお、この事業は、共催機関のほか、多くの学会、研究機関、企業からご協力をいただきました。