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平成27年度JICA課題別研修「アセアン諸国における人身取引対策協力促進セミナー」

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 国立女性教育会館は、平成27年10月19日から30日まで、国際協力機構(JICA)からの委託事業として標記研修を開催しました。参加したのはアセアン地域から、JICAが人身取引対策プロジェクトを実施しているタイ、ミャンマー、ベトナムの3か国にフィリピン、カンボジア、マレーシア、ラオスが加わった7か国14名の人身取引対策担当者です。
 本研修は、会館の人身取引に関する調査研究を踏まえて、平成21年からJICAとの協力のもと、人身取引に関する国際研修として国内で実施してきました。本年は、新たにアセアン地域を対象に開始した3か年計画の初年度です。
セミナーでは日本及び参加国相互の人身取引対策や女性に対する暴力を防止する取組について、政府機関の講義、公的施設や民間団体の見学や説明、当事者視点に立った支援についてのワークショップや意見交換を通じて、参加国それぞれの取組みの違いや課題、共有できる好事例について学習しました。約10日間のセミナーを通して、当事者の視点に立った人身取引撲滅と被害者保護について、参加者相互の理解を深め、アセアン地域における協力関係の促進を図りました。

1.日程表 

2.研修フォトハイライト  

3.成果発表会  

4.研修参加者の感想

2.研修フォトハイライト

10月20日 内閣官房において日本の人身取引対策行動計画について説明(左) 
警察庁の取組みについて講義(右)
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10月21日 厚生労働省による人身取引対策および婦人保護事業についての講義(左)
東京都女性相談所の見学、夜のスタディーツアー
3

10月22―23日 国立女性教育会館における男女共同参画講義とワークショップ

理事長挨拶                     意見交換会        
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館内見学:情報センター前展示ロビー       グループ討議:大人の女性に対する支援と少女に対する取組
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日本の文化 響書院において茶室見学と茶道の体験
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ワークショップ ソーシャルワークスキルと演劇ワークショップ
演劇に向けたグループ討議と演技による「当事者支援の場面―救出・保護から社会復帰」
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10月26日 厚生労働省講義(左)、JNATIPメンバーとの講義・意見交換(中、右)
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10月27日 社会福祉法人一粒会訪問
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10月28日 よりそいホットライン見学と講義(左)、法務省講義(右)
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3.成果発表と意見交換会(プログラム)10月29日 

 関係省庁、国際移住機関や駐日大使館、民間支援団体、有識者を招き、研修を通じて得られた成果や各国の取組について発表しました。
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4.参加者の感想

 研修を通じて参加者は、日本および各国の人身取引対策について理解を深めました。

  • とても有益なコースだった。研修で学んだ当事者視点に立った理解や知識を、各国において、それぞれ関係する福祉、司法、検察、裁判官、民間団体などを含むステークホールダーで共有できるようにしてほしい。
  • このテーマは我々の仕事に非常に効果的で重要である。
  • セミナーで取り上げたテーマは、日々の現状に直接役立つ。
  • 受入国と送出国の労働問題の解決に向けて活用できる内容であり、仕事に役立てることができる。
  • すべての科目が人身取引に関係しており、必要な科目である。



 本セミナーの実施にあたり講義や意見交換、見学受け入れで多大なるご協力をいただきました関係省庁(内閣府、外務省、法務省、厚生労働省、警察庁)、都道府県(東京都)、大使館、国際機関、民間団体、有識者および支援活動に携わるネットワークの皆様に心よりお礼を申し上げます。

〈過去の地域別研修〉
平成24年度 平成25年度 平成26年度

*平成21−23年度の3年間は、タイの人身取引の被害者保護と自立支援のために、関係機関の連携協働を促進するプロジェクトとして国際協力機構(JICA)から委託を受けて本邦研修を実施してきました。*H21H22H23年度研修の実施報告
 平成24年度から平成26年度までの3年間は、アジア諸国における人身取引対策協力促進セミナーを実施するとともに、ミャンマーやベトナムの国別研修も実施しました。
*タイの人身取引及びプロジェクトに関するDVD(日、英、タイ語)および報告書を、情報センターで貸し出しています。
*国立女性教育会館の人身取引に関する調査研究についてはこちらをご覧ください。

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