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平成23年度女性情報アーキビスト養成研修(入門)実施報告

 平成23年12月1日(木)〜2日(金)の2日間、「女性情報アーキビスト養成研修(入門)」を実施し、39名の参加がありました。今回は平成23年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、『災害経験を通して災害に備える』をテーマとし、資料の保存・管理について、防災・減災の視点に重点を置きました。
 講義の合間や休憩時など、時間をみつけては講師に質問をする参加者も多く、高い関心を持っている様子がうかがえました。参加者からは実務に役立つ理論や内容をわかりやすく学ぶことができたと好評を得ました。
 当日の配布資料はSUCRA(埼玉県地域共同リポジトリ)からダウンロードできます。

1日目

アーカイブと情報発信

情報発信2
常磐大学教授 坂井知志氏より、大規模災害におけるデジタルアーカイブの役割、情報の記録と発信の意義など、多岐にわたりお話しいただきました。
 

アーカイブと著作権

著作権
放送大学ICT活用・遠隔教育センター教授 尾崎史郎氏より、アーカイブを構築・提供する際に重要となる著作権の基礎を、わかりやすく解説していただきました。
 

アーカイブ資料の防災と被災時の対応〜東日本大震災による被災文書の復旧支援活動から考える〜

紙資料保存
株式会社資料保存器材 木部徹氏より、水損資料とカビ対策について、実際に作業している動画などを交えてご紹介いただきました。

情報交換会

情報交換会幻灯2
冒頭に、アーカイブ資料の活用事例として、女性としごとの未来研究会により、旧労働省婦人少年局が1950年代に作成した幻灯をCD-ROMにメディア変換した作品の上映が行われました。その後、参加者・講師の歓談および意見交換が活発に行われ、相互に交流を深めました。

2日目

アーカイブズの危機管理

危機管理
国文学研究資料館准教授 青木睦氏より、アーカイブズの防災計画・災害対策、日常の保存管理と災害事例の紹介、釜石市役所の大津波被災行政文書の復旧活動についてお話しいただきました。
 

女性アーカイブ概論 〜唐宋時代の婚姻・夫婦・女性研究史料について

概論
上智大学教授 大澤正昭氏より、古代中国の文献にみられる女性の姿とその歴史的意味や変遷についてご講義いただきました。
 

資料の保存・管理方法 〜フィルム・写真編〜

フィルム写真保存
株式会社堀内カラー 肥田康氏より、被災した写真の救済方法、活用と保存のためのデジタル化についてなどのお話をいただきました。

女性アーカイブの普及・広報・活用 〜NWEC女性アーカイブセンターの事例と今後の計画(案)など

報告
国立女性教育会館情報課長 市村より、国立女性教育会館女性アーカイブセンターの概要、女性アーカイブの展示等による活用事例の報告、これからの事業展開に関する紹介がありました。

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