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理事長挨拶

内海理事長

                                   独立行政法人国立女性教育会館
                                                 理事長  内海 房子

 桜の季節を迎えました。ここ嵐山では、毎春、清流都幾川のほとりを縁取る252本の桜が、それは見事に咲き誇り、美しい情景を醸し出してくれます。今年は、例年になく冬の寒さが厳しかったせいか、桜の開花が遅れ、4月に入ってようやくつぼみがほころび始めたところです。NWECは、桜を始め多くの木々・花々に囲まれた自然豊かな環境が特徴の一つと言えるでしょう。3月には玄関前の紅梅が来館者の目を楽しませてくれました。4月は桜、そして、初夏の新緑、秋の紅葉と四季折々の草木に囲まれた中で学習する心豊かな時間を過ごすことができます。ぜひ、ご来館ください。

 桜の開花とともに2012年度がスタートしました。今年度は、第3期中期計画の2年目にあたります。昨年度、実施した調査研究を踏まえ、新たなプログラムを企画・実施していく年ですので、昨年の成果を多くの方にお伝えするとともにさらなる研究促進のためのプログラムを計画したいと思います。そして、昨年の東日本大震災から1年が経過した今年度は、震災からの復興・復旧の年でもあります。主催事業のプログラムの中に、震災からの復興・復旧に向けた様々な取り組みを盛り込んでいきたいと考えております。また、大震災の折に、世界各国の方々から多くの励ましや支援をいただきました。これらの温かいご支援に応え、これまでも取り組んでおります国際貢献事業や海外に向けた情報発信に力を入れてまいります。

 さて、NWECは、今年、設立から35年目を迎えます。これまでの長い年月を振り返りますと、NWECを取り巻く環境は大きく変化してまいりました。もちろん、NWECも変化に対応してその姿を少しずつ変えてきていますが、さらに大きな変化が必要と痛感しています。人は誰でも変化することに臆病になりがちです。しかし、自分が変わらなければ何も変わらないということは、私のこれまでの長い職業生活において体験してきたことです。以前、勤めていた会社では、女性リーダーに求められることとして、「Chance、Change、Challenge」の三つの‘C’が重要なことだと訴えてまいりました。「運命の出会いを生かし、変化を恐れず、果敢に挑戦」という意味です。今年度は、NWECも「Chance、Change、Challenge」をモットーに、男女共同参画社会の形成に向け、社会のニーズを的確につかんだ事業を展開していきたいと思います。今年度のNWECにぜひご注目ください。

                                                      平成24年4月

さくら

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